1230757 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

My Happy Space.

My Happy Space.

グッバイ-ダブリン


2001年12月上旬

Grafton st. Nov.View in Grafton st


アイルランドでの学生生活を終え刻々と日本へ帰国する日が近づいていた。
この地を去る日:12月7日(金)午前7:50 日本へ着く日:8日(土)の午前10時頃

GPO Christmas mood


その日までいつもの様に大好きだったBewleys' Cafe(ビューリーズ・カフェ)にお茶をしに行ったり、通いなれたGrafton.St(グラフトン通り)やGPO(中央郵便局)の付近を惜しむかのように散策した。

街はもうクリスマスっぽくなっていて、身を切るような寒さの中、この地をそしてカレの元を離れるのだなぁ…と感傷的な気分に(゜ーÅ) ホロリ

Bewleys cafe Mary st Christmas mood


帰国前日の様子…1部

He often cries for me today...When I see him crying, I hardly can keep my tears back.
He gave me a lovely card and my favourite CD, thanks!


カレが泣いていた(´っз・。) それを見て必死で涙を堪えてたけど無理だったのがアタシ^^;
愛らしいメッセージカードと大好きな曲が詰まったCDをくれたんだ^^

翌日…早朝、ダブリン空港へ向かわなくてはならなかったので早起きした。
まだ日が昇るずっと前で、重いスーツケースと手荷物を持って、住み慣れたMountjoy sq.のFlat(アパート)を後にし、Taxiを拾いに通りへ立った。

黒のロングコートに身を包むカレとアタシ。
肩をすくめてしまう寒さの中、薄暗い夜明けのダブリンの通りに2人
口数も少なくとっても切ない

Taxiの中でずっと手を繋いで何も喋らずに流れる景色をぼんやり見つめながら空港へ。
いつもだったら、よく喋るカレも無口…
いつもと様子が全然違っちゃって、アタシは涙はまだ出ていなかったけれど出国へ向かうアタシに、カレが見せた涙で我慢していたけど目が潤んだよ…(´っェ・。`) クスン

check in at Dublin Airport Before leaving


中に入ってしまったアタシはまだ外にいるであろうカレのことを思って目が潤みっぱなしで表情もかなり虚ろだったと思う(苦笑)

飛行機に搭乗し、だだっ広い滑走路を見つめながら想い出がとめどなく浮かんで…
Take off! 離陸

想い出のいっぱい詰まった、カレのまだ居るダブリン
まだ飛行機が低空飛行しているから、空から街がよく見渡せる…

カレの泣き顔を思い出して涙がドッと出だ(/へ\*)゙))ぅぅぅ
ずっと一緒だった大好きな人がもう傍にはいない寂しさ…これから、長い間これが続く寂しさ…
あんなに喧嘩したりしてたのに、とっても愛しく思えて涙がとめどなく流れて
涙を隠すようにアタシは窓の方へずっと顔を向けていた。
ハンカチがどんどん染みを増やしていった…

Look down to Dublin from the sky


その頃一人ダブリンに残されたカレは…(後日カレのメールで書かれてた!)

When Mimi disappeared from my sight, I didn't leave there. I stood there for a while, just hoping you will appear again. I was staring at the TV display, " the gate is opening now. Mimi is getting on boared ." The plane has gone! My Mimi is just leaving here, leaving me...I thought.
I left the airport when the plane took off. I didn't want to accept that and couldn't accept that.
I don't want to live here anymore but I have to.
When I'm walking on the street, all the places remind me of that situatuions which you were beside me hand in hand...


Mimi(アタシの愛称)が目の前から姿を消した時、その場を離れなかったよ。また姿を現すんじゃないかってただ期待して暫くそこに立ってたんだ。
TVの画面を見つめてたよ。「ゲートが今開いています。Mimiは搭乗中」
飛行機が行っちゃった! 僕のMimiちょうどここを離れてるとこだ…僕を残して…と思ったよ。
飛行機が離陸した時、空港を後にしたよ。 このことを受け止めたくなかったし受け入れられなかった。
ここにもう住みたくないよ…だけど居なくちゃならない。
通りを歩いてるとね、どんな場所を見ても手を繋いで君が傍にいた場面を思い出すんだ。

 o(´^`)o ウー これを読んで帰国したアタシはまた涙した^^;

アタシはあれから、ロンドンで飛行機を乗り換えてかなりの待ち時間があった。
乗り換えの際のターミナルの大移動で一人での大荷物との行動はかなり辛かった(・д・`;A)アセ
アメリカ同時多発テロの影響でヒースロー空港のセキュリティ・チェックがかなり厳しく、チェックインでもかな~りモノの出し入れをさせられ(苦笑)なんとか次の飛行機の待合ロビーへ。

そこから日本への空の旅は13時間ほどあっただろうか…
ダブリンから離れて日本へ着くまで全行程で17~18時間程度il||li _| ̄|○ il||li
その間、カレのことを想っては涙し(苦笑) よく涙が枯れなかったと思うほど泣いて、一睡も出来ずに…。
眩しい太陽の光に照らされて、見慣れた風景 成田上空へ
成田空港に間もなく着陸…
久々の故郷なのになんだか全然嬉しくなかったの━(;A´-ω-)(-ω-`A;)━あ~ぁ着いちゃった!って感じ^^;



© Rakuten Group, Inc.
X